復縁の方法

「覆水盆に返らず」復縁できないか?今の苦痛から抜け出す3つのこと

「覆水盆に返らず」の通り一度別れたら復縁できないか?そんなことはありません。
なぜなら「覆水盆に返らず」の「覆水」は別れた事実とその原因を元に戻すことができるのかという点にあるからです。
一度切った縁を再びつなぐために必要なことを紹介します。

「覆水盆に返らず」の通り一度別れたら復縁はできないのか?

一度こぼれた水は、二度と元の盆に戻らないことから”
一度起きてしまった事はけっして元に戻す事は出来ない”すなわち、取り返しがつかないこと”を意味するのが、
「覆水盆に返らず」のことわざですので、覆水は、絶対返ることはないと思います。

「覆水盆に返らず」は今のあなたの不安をあおっている言葉

「覆水盆に返らず」は、一度、別れてしまった夫婦は、二度と元に戻ることは出来ないという故事に由来して生まれたシナのことわざです。

そもそも「覆水盆に返らず」は、家を出て行った妻が、元夫が昇格したのを見て復縁をせまったとき、男が「地面にこぼした水を盆の上に戻してみよ」と言ったことが由来とされています。
元には戻り得ない”自然現象”を使って、復縁はないとかっこよく逝ったのがはじまりです。
物理的に「盆」からこぼれた水は元に戻りません。

でも、そこがシナのことわざ。確かにかっこよくなるほどと思え物理的な現象にこのことわざは当てはまりますが人の縁は自然現象ではありません。
この元夫の論点ずらしの言葉です。

確かに、この妻の行動に対して「ぐぬぬ」と言わせるだけの効果はあります。
この妻が頭が良ければ、異なる物事を同じ土俵に乗せて論じるのはおかしいと反論できたと思います。実際反論したかはわかりませんが。

いずれにしても「覆水盆に返らず」とはそういうことで真理ではありません。気にすることはないのです。
それよりも、2人の間におきた亀裂の事実を別れる前と全く同じ気持の関係で元のようにつきあえるかどうかということです。

どんなに頑張っても別れた事実は元に戻らない

時間を巻き戻すことはできませんし、別れたという事実は、それこそ物理的な事象と記憶なので絶対に消すことはできません。
つまり、別れる前の気持ちの状態で復縁することはできません。であれば、それを受け入れることができるかということになります。

それは、受け入れて新たな関係を構築するということを意味します。

覆水が盆に返るか返らないかではなく復縁の苦痛を受け入れることができるかどうか

実は、復縁の苦痛は「積み上げてきたものがなくなって、また一から関係を構築する」というものです。
しかも、今度は、そういったマイナス要因がある関係からの新たな関係づくりです。

一から始める人間関係づくりよりもハードルは高くなっています。
それを乗り越えるだけの気持ちはありますか?それだけの価値はありますか?
きれいさっぱりハードルの低い当たり前の関係つくりをしたほうが心身ともに楽ではありませんか?
よく考えてみましょう。

覆水を盆に返すのではなく新たに盆に水を乗せるという方法も「盆に水が乗っている状態」にすることができるんです。

あなたはあなた自身の気持ちを整理できない

復縁をいう前に、あなたは、まず「本当に復縁したいのか」「復縁が必要なのか」を決めることが先決です。
ですが、あなたは、心が傷ついている状態です。
その状態で、冷静に気持ちを見つめなおすことは困難です。

ですから、「誰かほかの人に話を聞いてもらう」のが一番賢い方法です。
声に出して人に話すことによって、その言葉はあなたの口から出てあなたの耳に届く効果もあります。
頭の中でだけ考えていると回答は一つにしかなりません。

ですが、言葉にするだけで耳から入る「情報」も客観的に考えることができるようになります。
また、他の人の助言もあなたの気持ちを整理するうえでとても有意義な情報になります。

ですが実は、話す相手をあなたの味方となる友達などにすると逆効果になることを覚えておいてください。
なぜなら、あなたの味方の相手は、あなたの「復縁したい」「復縁すべきだ」という気持ちを応援してくれるからです。
苦しさを増幅させ一時的に気持ちを楽にしてくれますがそれだけです。

「覆水盆に返らず」復縁できないか?今の苦痛から抜け出す3つのこと

  1. 覆水盆に返らずは、自然現象に関しての話で、由来は単なる論点ずらしのことわざですから復縁とは全く関係ありません。
    復縁に悩むのは、積み上げたものがなくなったことによる苦痛からきています。
  2. 冷静にあなたの置かれた環境を整理をして本当に復縁が必要か考えてみる。
  3. 気持ちを整理することで復縁の苦痛から抜け出すことができます。
    そのためには、まったくの他人に話を聞いてもらい自分自身の気持ちを整理して「本当に復縁が必要」なのか見極めることが大切です。

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