別れはいきなり決めたわけではないのは、認める認めないは別にしてあなたにも理解できるでしょう。
それなりの時間、彼は悩んでいたということです。
あなたのここが許せないなぁ、あなたとのこういうかわり方が嫌だなーとか、あなたのこういうノリ、返しが嫌だなぁとか。
それらが積み重なり、あなたの印象がマイナスになった結果「別れる」という結論に達したということです。

それは、あなたもわかっていますよね？

「別れる」というのは、「あなたを否定」することにもなります。
そのため「罪悪感」もあり、別れを言い出すまで葛藤が続いていました。

葛藤の末出した結果で、しかもそれを決め、伝えた後でも「罪悪感」と「葛藤」は続いています。
ただし決断を伝えた時点で戦いの勝敗はついています。
ですから葛藤といっても「罪悪感」や「未練」などの気持ちを落ち着かせる戦いです。

そんなときに、あなたと会うのは心の中の戦いを長引かせ彼にストレスを与えることになります。

彼にあなたに対する未練はありません。

残っているのは、
・自分を好きだと思っているだろうあなたへの優越感（支配感）
・悩み苦しんだ仕返し

いて座に多いのですが「別れた人に対して憎悪を感じる」と言う人がいます。
そんな中復縁を言い出すのは、火に油を注ぎ殴られにいくようなものです。

ただし、まったく別の理由でまちがいなく別れたくないけど何かしらの理由で別れた場合はその限りではありません。
例えば、遠距離恋愛などです。
荷物を返すよりも少し時間をおいて「障害」に対する対策を考え、もう一度話し合うことが先です。

別れてすぐ（１か月以内）の「復縁」は前述のようにマイナスにしかなりません。
逆に怒らせて二度と会ってくれなくなる可能性すらあります。

可能性はゼロではありませんが、そこで復縁できてもすぐにまた別れることになります。
なぜなら、彼が葛藤した問題を何一つ解決しないまま「元に戻る」のですから、復縁してもすぐにダメになるのは理解できますよね？
単に別れのタイミングを引き伸ばし、あなたのマイナス評価を確定させるだけです。

復縁のために自分磨きが必要なのには理由があります。

出会った頃のあなたと今のあなたとは彼にとって「見慣れたもの」です。
つまり、出会った頃は、お互いにもっと知りたいと思うのですが、時とともに「見慣れたもの」になります。
見慣れたものに対しては、それ以上魅力を探さなくなります。

そこまでの魅力であなたを評価した結果が「別れ」なのです。

あなた自身も「なれ」が生じ「新鮮さ」を感じなくなってしまっていたわけです。
だからこそ、今の自分と過去の自分を見比べ自身をリニューアルする必要があります。

さらに、あなた自身を成長させることで魅力を増やしていきます。
新しいことへの挑戦は、あなたの中の執着から離れることにも役立ちます。

場合によっては、復縁は別にしなくてもいいと思ってしまうことも少なくありません。

「復縁」の目的は、別れることによって生まれた苦しみや悲しみから逃れ以前のような穏やかな気持ちを取り戻すことです。
穏やかな気持ち、前に進む気持ちになることができれば、別に「復縁」しなくても目的を達したことになります。

出会った頃の自分と付き合ってから変わったこと、彼が求めるものを考えることで一つ一つの新しい「目標」はすぐに見つかります。
大きく言えば、
・ルックスの変化
・言動の変化
・友人との距離感
などです。

自分磨きで変わったあなたを彼に感づかせるために「復縁の気持ち」を悟られないようしながら彼に接触します。

実際の方法は、あなたの現状がわからないので例を示します。
・彼の友達の輪の中にはいり会話を楽しむ姿を見せる
・友達経由であなたの近況を彼の耳に入るようにした後で「偶然」「都合よく」彼と複数の友達を会う。

アプローチのポイントは
・あなたを見せびらかす
・直接復縁アプローチせず、彼に復縁したい（手に入れたい）と思わせる
・アプローチの引き金として、彼の嫉妬心に火をつける
・彼に「復縁」したいと思わせる

あとは、彼が「やりなおさない？：と言い出す場面を作ってあげればOKです。

復縁するためには相手の心を動かす必要があります。
恋愛で動かしやすいのは
・嫉妬心
・喪失感
・うらやましい(羨望)気持ち

これらを動かした（動いた）ことで復縁しました。

相手が誰でも変わらない異性に対する価値観があります。
・明るい
・自分似ないものを持っている
・成功した人を見たとき
・綺麗、可愛い、魅力的
・生活スタイル

別れた後、相手が変わったことで再び一緒いたいという気持ちになったといいます。

別れてから感じたものは
・ストレスからの解放
・視野の拡大
・行動制限からの解放

つまり、付き合っていてもこれらが満足できるような付き合い方ができれば付き合っていけるということです。
「同じ趣味をもっていると付き合いが長くなる」といわれるのは、こういうところからきているようです。